勉強嫌いの小学生が変わる「好きなもの×AI」学習法——ディズニー好きの子に割り算を教えた実話

現場コラム(講師の本音)

「うちの子、勉強が嫌いで机に向かってくれない」「何度教えても、算数の基本がなかなか身につかない」——小学校低学年のお子さんを持つ保護者から、こうした声をよく聞きます。

私は大学の4年間、塾講師・家庭教師として子どもたちを教えてきました。低学年の子を教える中でたどり着いたのは、勉強を、その子の「好きなもの」に絡めてあげると驚くほど変わるということです。そして今は、そこにAIを組み合わせることで、これがとても手軽にできるようになりました。

この記事では、私が実際に経験した「ディズニー好きの女の子に割り算を教えた話」を通して、その方法を紹介します。

「かける」「割る」が、どうしても理解できなかった女の子

以前、小学校低学年の女の子の家庭教師をしていたときの話です。

その子は算数がかなり苦手でした。特に、掛け算と割り算でつまずいていました。どうやら、「かける」「割る」という概念そのものが、どうにも理解できないようでした。

私は最初、定番の方法を試しました。あめやおはじきを使って、「3個ずつのかたまりが2つあるから、かけ算だよ」というように、実物で見せて説明したんです。手を動かして、目で見て分かるように。

でも、うまくいきませんでした。おはじきを使っても、その子には概念が入っていかない。「分からない」という状況が、なかなか変わらなかったんです。

教える側として、これは結構つらい状況です。オーソドックスな手は打った。でも届かない。さて、どうするか。

やり方を変えた——「好き」を入り口にする

そこで私は、まったく違うアプローチに切り替えました。

その子は、ディズニーが大好きでした。ディズニーの話になると、もう止まらない。目を輝かせて、いつまでも話していられる。

この「好き」を、勉強に使えないかと考えました。

やったことは、実はとても単純です。今までおはじきで説明していた部分を、ディズニーのキャラクターに置き換えただけです。

AIを使って「ディズニー算数問題」を量産する

ここで活躍したのがAIです。

私がやったのは、AIにこう指示することでした。

「ミッキーを使って割り算の問題を作って」

すると、AIはこんな問題を作ってくれます。

「6人のミッキーがいます。これを2グループに分けたら、何人ずつに分けられますか?」

こういった問題を、AIにどんどん量産させたんです。おはじきの代わりに、大好きなミッキーが登場する。ただそれだけの違いです。

「こんなことで変わるの?」と思われるかもしれません。でも、効果は絶大でした。

あれだけおはじきでは入らなかった割り算の概念を、その子はスッと理解し始めたんです。おそらく、大好きなミッキーが登場することで、頭の中でイメージがしやすくなったんでしょうね。「6人のミッキーを2つに分ける」——自分の好きな世界の中で考えられると、抽象的だった計算が、急に自分ごとになる。

なぜ「好きなもの」がここまで効くのか

この経験から言えるのは、低学年の子の学習において、「好き」は最強の入り口だということです。

勉強が嫌いな子にとって、算数の問題は「よく分からない、つまらないもの」です。でも、そこに大好きなキャラクターが出てくるだけで、一気に興味の対象に変わる。イメージが湧きやすくなり、「考えてみよう」という気持ちが生まれます。

大切なのは、無理に勉強へ引っ張ってくるのではなく、その子が今いる「好きな世界」の側に、勉強を持っていってあげることなんだと思います。

家庭でも簡単にできます

うれしいことに、この方法は今、家庭でとても簡単に実践できます。AIがあるからです。

昔だったら、子どもの好きなキャラクターに合わせた問題を大量に作るのは、親にとって大変な手間でした。でも今は、AIに「〇〇(好きなキャラクター)を使って、△△(単元)の問題を作って」と頼むだけで、いくらでも作ってくれます。

  • 電車好きの子には、電車を使った足し算
  • 恐竜好きの子には、恐竜を使った引き算
  • ゲームのキャラクターを使った掛け算

お子さんの「好き」に合わせて、いくらでも応用できます。もし、お子さんが特定の概念でつまずいていて、正攻法では届かないと感じているなら、ぜひ一度、この「好きなもの×AI」を試してみてください。

まとめ

  • 低学年の子がつまずいたら、その子の「好きなもの」に勉強を絡める
  • おはじきで届かなかった割り算が、大好きなキャラクターに置き換えたら理解できた
  • 好きなものが入り口になると、イメージが湧き、勉強が自分ごとになる
  • AIを使えば、好きなキャラクター入りの問題を家庭で簡単に量産できる

勉強が嫌いなのは、お子さんの能力の問題ではありません。入り口が「好きな世界」につながっていないだけかもしれません。まずは、お子さんが夢中になれるものを、勉強の入り口にしてあげてください。

それでも「一人で見るのは大変」と感じたら

とはいえ、お子さんのつまずきを毎回見つけて、好きなものに合わせた教え方を工夫し続けるのは、親御さんにとって負担が大きいのも事実です。仕事や家事の合間に、それを続けるのは簡単ではありません。

家庭教師のガンバは、勉強が苦手な子・つまずきを抱えた子への指導を得意としていて、一人ひとりに合わせて「どうすれば理解できるか」を工夫してくれるスタイルが特徴です。特に低学年のうちに「勉強って面白い」という感覚を持てるかどうかは、その後の学習を大きく左右します。その入り口づくりを、プロに手伝ってもらうのも一つの手です。

無料体験があるので、まずはお子さんがどう反応するかを見てみるところから始めてもいいと思います。

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